本文へスキップ
← お役立ち情報

海外サイトの画像を削除する方法|運営者に届かない時の進め方

最終更新: 2026-06-17

「削除を申請したのに、海外のサイトだからと取り合ってもらえない」——そんな行き止まりに、今いらっしゃるのかもしれません。問い合わせフォームから連絡しても返事がない。どこに言えばいいのかさえわからない。そうやって一人で抱え込んでしまうのは、とても苦しいことです。まず、あなたは悪くありません。そして、運営者に届かないからといって、できることが尽きたわけではありません。

この記事では、成人の方が受けた性的画像の無断公開について、海外サイトで運営者に届かないときの進め方を、落ち着いて順を追ってご説明します。

まず正直にお伝えしたいこと

海外のサイトは、運営者に直接削除を頼んでも応じないことが少なくありません。連絡先が形だけだったり、そもそも返信する気がなかったり。だからこそ、応じない相手を追い続けるよりも、そのサイトを支えている「土台(インフラ)」側の正規の窓口に働きかける、という道があります。

サイトは、運営者一人で成り立っているわけではありません。データを置く場所、ドメインを管理する会社、表示を速くする配信サービス——いくつもの事業者が下支えしています。運営者が無視を決め込んでも、この土台側は事情が違うのです。

削除に向けた経路を整理する

グループA:誰もが思いつく入口

① サイト運営者への削除申請 最初に思いつく方法ですが、海外では応じないことも多い、というのが実情です。試す価値はあっても、ここで止まってしまう必要はありません。

⑤ 検索結果からの除外申請 各検索エンジンの正規の申請窓口を使い、検索でその画像が見つかりにくくなるよう申請します。ただしこれは「見えにくくする」手続きで、後述のとおり元データそのものとは別の話になります。

グループB:海外の「土台」に働きかける

ここが、海外対応のいちばんの要です。

② ホスティング事業者(データを置く会社) ③ ドメイン管理会社(レジストラ) ④ 配信サービス(Cloudflareなど)

これらの事業者に、なぜ運営者より動いてもらいやすいのか。それは、インフラ事業者が自社の利用規約や各国の法令を守る立場にあるからです。明確な権利侵害の通報を放置し続ければ、自社の責任が問われかねません。だから、正規の手順を踏んだ通報には対応する動機がある——運営者との大きな違いはここにあります。

ただし、対応するかどうか、どこまで動くかは、その事業者の所在国の法令や各社の方針によります。過度な期待ではなく、誠実な見込みとして受け止めていただければと思います。

当社がここで行うのは、技術面のサポートです。

  • どの会社がそのサイトの土台になっているのかを調べる「インフラの特定」
  • 英語や専門用語が前提となる申請内容の準備
  • 各社の正規の窓口への削除申請まで

利用者の方がご自身で英語のやり取りをする必要はありません。なお、Cloudflareのような配信サービスは、実際にデータを置いているホスティング会社を隠していることがあります。その中継元(隠れた本体のホスティング会社)を割り出すことも、当社の「インフラの特定」に含まれます。申請先は、あくまで各社の正規の窓口です。

当社の役割と、その境界線

当社が関わるのは、「技術による検知」と、各社(ホスティング・レジストラ・配信サービス・検索エンジン)の正規の窓口への削除・除外申請の技術面サポートまでです。検索結果からの除外も、各検索エンジンの正規の申請窓口への申請を技術面でお手伝いする範囲にとどまります。

一方で、名誉毀損やプライバシー侵害といった法的な根拠に基づく請求、投稿者を特定する手続き(発信者情報開示)、削除を求める法的請求や仮処分、損害賠償、相手方との交渉——これらは弁護士の領域であり、当社は行いません。技術と法律、両面から進めるのが望ましい場合でも、当社の関与は正規窓口への申請サポートに限られます。この線引きを曖昧にすることはいたしません。

「見えなくする」と「消す」は違う

この二つは、混同しやすいけれど別物です。

検索結果からの除外は、検索エンジンの正規窓口を使って「検索で見つかりにくくする」手続きです。元のデータはサイト側に残る場合があります。

土台側への申請は、元データそのものの削除を「求める」手続きです。ただし、削除に応じるかどうかは各事業者の判断によります。当社は正規窓口への申請をサポートしますが、削除を保証できる事業者はありませんし、すべてを消し切るとお約束することもできません。

だからこそ、検索除外と削除申請は別のものとして、両方を並行して進めるのが現実的です。

消しても、また上がってしまうとき

一度削除できても、同じ画像が別のサイトに再投稿されることがあります。これは多くの方が直面する、本当につらい問題です。

ここで効いてくるのが、技術による継続的なモニタリングです。同じ画像が新たに投稿されていないかを技術で見つけ直し、見つかるたびに「今度はどの土台に当たるべきか」を特定し、申請まで回す。この〈検知 → 特定 → 申請〉のループが続いていくこと自体が、一回きりの削除依頼との違いです。手作業で何度も繰り返すのではなく、技術で継続して支える——その仕組みを、あなた一人で背負う必要はありません。

私たちができること・できないこと

当社ができるのは、土台の特定、各社正規窓口への削除・除外申請の技術サポート、そして再投稿の継続的な検知です。法的な請求や交渉は行いません。

法的な対応が必要なときは、次のような公的な窓口があります。

  • 法テラス(日本司法支援センター):費用や手続きについての相談
  • 各地の弁護士会:あなたに合った弁護士を探したいとき
  • 性暴力被害者のためのワンストップ支援センター:心と体のケア

当社は特定の弁護士や事務所と提携しているわけではありません。中立的な公的窓口としてご案内しています。

よくある質問

海外サイトだから消せない、と言われました。本当に手立てはないのでしょうか? 運営者に届かなくても、サイトを支えるホスティング会社や配信サービスなど「土台」側の正規窓口に働きかける道があります。応じるかどうかは各事業者の方針や所在国の法令によりますが、運営者を追うこととは別の選択肢です。

英語ができなくても、海外の窓口への申請をサポートしてもらえますか? はい。どの会社が土台かを調べ、英語や専門用語が前提の申請内容を準備し、各社の正規窓口へ申請するところまで技術面でサポートします。ご自身で英語のやり取りをする必要はありません。

検索結果から消えれば、もう安心でしょうか? 検索除外は「見つかりにくくする」手続きで、元のデータが残る場合があります。安心のためには、検索除外と土台側への削除申請を別物として、両方を進めることをおすすめします。

消しても、また別のサイトに上がってしまいます。どうすれば? 技術による継続的なモニタリングで、再投稿を見つけ直し、そのつど適切な土台を特定して申請へ回します。単発の依頼ではなく、検知から申請までのループを続けることが鍵になります。

削除は保証してもらえますか? 削除を保証できる事業者はありません。応じるかどうかは各事業者の判断によります。当社ができるのは、正規窓口への申請を技術面で確かに進めることです。


ここまで読み進めてくださって、ありがとうございます。海外サイトだからと諦める前に、まずは状況をお聞かせください。LINE公式アカウントの無料相談は秘密厳守、女性スタッフが対応します。何から話せばいいかわからなくても大丈夫です。あなたは悪くありません。この先の一歩を、一緒に考えさせてください。