「削除を申請したのに、しばらくするとまた別の海外サイトに同じ画像が…」——そんなふうに、追いかけても追いかけてもきりがないと感じている方へ。終わりが見えないように思えるかもしれませんが、止め方の考え方は確かにあります。まずは、ここまで一人で対応してきたあなたの努力を、どうか責めないでください。
なぜ海外サイトの画像は消えにくいのか
海外のサイトが厄介に感じられるのには、いくつか理由があります。
ひとつは、運営者の連絡先が分からない、あるいは問い合わせても返事が来ないこと。国内の法律が通じにくく、削除依頼に応じる義務感も乏しいサイトが少なくありません。
もうひとつは、画像が「コピーされて広がる」性質を持つこと。一か所を消しても、すでに保存されたものが別のサイトに上がり、そこからまた拡散する——この連鎖が「消えない」という感覚の正体です。
つまり、海外サイトの問題は「一枚を消す」戦いではなく、「広がりを断つ」戦いだと捉え直すと、対処の道筋が見えやすくなります。
運営者を相手にしない、という考え方
返事をくれないサイト運営者と直接やり合うのは、消耗するわりに進みません。そこで視点を変えます。
どんなサイトも、単独では存在できません。データを置くサーバー(ホスティング会社)、ドメイン名を管理するレジストラ、表示を速くするCDN——こうした「土台」となる事業者の上に成り立っています。これらインフラ側には、違法・権利侵害コンテンツに関する通報窓口や対応方針を持つところが多くあります。
サイト本体が応じなくても、土台の事業者に適切な形で申し立てることで、表示を止められる場合があります。サイトを正面から崩すのではなく、足元から働きかけるイメージです。
検索結果から「見つからなくする」
完全な削除と並行して大切なのが、検索結果からの除外です。
多くの人は、URLを直接知っているわけではなく、名前や言葉で「検索して」たどり着きます。検索エンジンには、同意のない性的画像について検索結果からの削除を申請できる窓口が用意されています。元のページが残っていても、検索で出てこなくなれば、人目に触れる機会は大きく減らせます。
「消す」と「見つからなくする」を両輪で進めるのが、現実的な対処です。
再アップロードを止めるには
一度消しても再び上がる場合、その都度の手作業では追いつきません。ここで有効なのが、画像を識別する技術を使った継続的な監視です。
同じ画像・酷似した画像が新たに公開されていないかを継続的に検知し、見つかった時点で速やかに申請へつなげる。この繰り返しによって、拡散のスピードを上回って対応することを目指します。当社では画像の検知と海外サイトへの削除申請のサポートを行っており、237のプラットフォームに対応しています。ただし、削除を保証できる事業者は存在しません。結果は状況によって変わることを、正直にお伝えしておきます。
法的な対応が必要なときは
発信者の特定、損害賠償の請求、削除の法的請求といった対応は、弁護士の領域です。当社では行えません。費用や手続きが不安な場合は、次の公的な窓口に相談できます。
- 法テラス(日本司法支援センター):相談窓口や費用の援助について案内を受けられます。
- 各地の弁護士会:お住まいの地域の法律相談につながります。
- 性暴力被害者のためのワンストップ支援センター:相談・医療・法的支援を一か所で受けられます。
技術的な削除サポートと、法的な対応。両方を組み合わせることで、より広く守れる場合があります。
よくある質問
海外サイトの画像は削除できないのでしょうか?
応じない運営者も確かに存在しますが、土台となるサーバー会社やドメイン管理事業者、検索エンジン側の窓口を通じて表示を止められる場合があります。サイト本体だけが対処先ではありません。
知恵袋などで「海外サイトは無理」と見ました。本当ですか?
すべてのケースで容易とは言えませんが、「無理」と決めつける必要はありません。インフラ側への申請や検索除外など、運営者以外への手段が残されています。
削除しても再アップロードされます。どうすれば?
画像を識別する技術による継続的な監視で、再び上がった時点で速やかに申請へつなぐ方法があります。手作業で追うより、拡散の速さに対応しやすくなります。
海外への相談は英語が必要ですか?
申請文の作成や海外サイトとのやり取りを日本語のままサポートする事業者があります。ご自身で英語を用意する必要はありません。
費用が心配です。
法的な相談は法テラスで費用援助の案内を受けられます。技術的な削除サポートについては、まず無料相談で状況を整理してから判断していただけます。
一人で抱え込まないでください
追いかけ続ける日々は、心身をすり減らします。でも、止め方の道筋は確かにあり、あなたが全部を一人で背負う必要はありません。
LINE公式アカウントでは、秘密厳守・女性スタッフ対応で無料相談を受け付けています。「何から手をつければいいか分からない」という段階で大丈夫です。まずは今の状況を、そのまま聞かせてください。一緒に整理していきましょう。