「さっきまで普通だったのに、画像が出回っているかもしれない」——そう気づいた瞬間、頭が真っ白になって、何から手をつけていいかわからなくなるものです。今このページを開いているあなたは、すでに動こうとしています。それだけで十分です。まずは深く息を吐いて、できることから一緒に確認していきましょう。
まず知っておいてほしいこと
あなたは何も悪くありません。同意なく性的な画像を拡散する行為は、撮った人・流した人の責任です。羞恥や自責の気持ちが押し寄せてくるかもしれませんが、それはあなたが負うべきものではありません。
そして、今すぐ取り返しのつかない事態になっているとは限りません。落ち着いて手順を踏めば、止められる可能性は十分にあります。
今すぐできる4つのこと
削除より先に「証拠」を残す
つらい作業ですが、相手の特定や今後の対応のために、まず記録を残しておくことをおすすめします。
- 画像が掲載されているページのURL
- 画面全体のスクリーンショット(日時が写るとなお良い)
- 投稿者のアカウント名・プロフィール
- 元彼など加害者とのやり取り(メッセージ・メール)
削除してしまうと証拠も一緒に消えることがあります。消す前に保存を心がけてください。
加害者に自分で連絡しない
「消して」と直接言いたくなる気持ちは自然です。けれど、本人への連絡は相手を刺激し、さらなる拡散を招くことがあります。やり取りは記録として残しつつ、対応は専門の窓口に任せるのが安全です。
プラットフォームに削除を申請する
多くのサイトには、同意のない性的画像の通報・削除フォームがあります。
- X(旧Twitter):「センシティブな内容」「私的な画像の無断共有」として報告
- Instagram・Facebook:報告機能から「ヌードまたは性的な行為」を選択
- Googleの検索結果:「同意のない露骨な画像」の削除リクエストで、検索に出にくくできます
サイト本体から消えても検索に残ることがあるため、両方への対応が有効です。
一人で抱えず、相談先につながる
夜間でも対応している公的な窓口があります。
- 性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(#8891)
- 警察相談専用電話(#9110)
発信者の特定・損害賠償・削除請求といった法的な対応は弁護士の領域です。費用が心配な場合は、法テラスや各地の弁護士会で相談先を案内してもらえます。
海外サイトや再アップロードへの考え方
「消したのに、また別のサイトに上がっている」——これは多くの方がぶつかる壁です。海外サイトは運営者に連絡が取れなかったり、言語の壁があったりします。
こうした場合、投稿者やサイト運営者を一人ずつ追うのではなく、その画像を支えている仕組みに働きかける方法があります。
- サイトを置いているサーバー会社(ホスティング)への申請
- ドメインを管理している登録業者(レジストラ)への連絡
- 表示を高速化しているサービス(CDN)への通報
- 検索エンジンからの除外
技術的な仕組みからアプローチすることで、運営者が応じない海外サイトでも止められることがあります。私たちはこうした検知と海外サイトへの削除申請のサポートを行っています。ただし、すべてを消し切れるとお約束はできません。状況によって結果は変わります。
よくある質問
拡散された画像は今すぐ消せますか?
申請から削除まで、サイトによって時間は異なります。即時に消えるものもあれば、数日かかる場合もあります。まず証拠を保存し、各プラットフォームへの通報を急ぐことが第一歩です。
元彼が画像をばらまいた場合、どう対処すればいいですか?
本人に直接連絡せず、やり取りやアカウントを記録として残してください。同意のない性的画像の公開は法律で規制されており、発信者の特定や賠償請求は弁護士に相談できます。費用が不安なら法テラスへ。
削除にかかる費用はどのくらいですか?
公的窓口の相談は無料です。法的手続きの費用は内容により幅があり、弁護士会や法テラスで見積もりや支援制度を確認できます。当社のサポート費用についてはご相談の中でご案内します。
一度ネットに出た画像は、もう消せないのでしょうか?
あきらめないでください。再アップロードがあっても、検知と申請を続けることで掲載を減らしていけます。削除を保証できる事業者はありませんが、対応を重ねる意味は大きいです。
どこに相談すればいいかわかりません。
緊急ならワンストップ支援センター(#8891)へ。技術的な削除のサポートが必要なら、私たちの窓口でも相談を受けています。
ひとりで決めなくて大丈夫です
今は混乱していて当然です。すべてを一度に判断しなくてかまいません。まずは証拠を残し、息をつくこと。
LINEの公式アカウントから、無料でご相談いただけます。秘密は厳守し、女性スタッフが対応します。何を聞けばいいかわからない状態でも大丈夫。「どうしたらいいかわからない」とだけ送ってくださって構いません。あなたの不安に、そっと付き添わせてください。