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性的ディープフェイク・フェイクポルノの被害に遭ったら — 削除のために動く順番

最終更新: 2026-06-24

ご本人や対象の方が18歳未満、または年齢がはっきりしない場合は、削除の手順に入る前に、まず公的な窓口へご連絡ください。当社は未成年に関わる案件では、画像の確認・取得・保存を行わず、削除の作業にも着手いたしません(児童ポルノ禁止法に抵触するためです)。

  • 緊急・生命の危険 → 110番
  • 性犯罪・性暴力被害 → #8891(はやくワンストップ)。最寄りのワンストップ支援センターへ無料でつながります(対応時間はセンターにより異なります)。
  • 警察相談専用 → #9110(平日9〜17時。緊急時は110番)
  • 違法・有害情報の通報 → インターネット・ホットラインセンター(IHC。相談ではなく通報の窓口です)
  • 年齢がはっきりしない、または18歳未満の可能性がある場合 → まず110番/#8891/#9110へ。
  • 現在18歳未満の方、または18歳未満の頃に撮影・作成された性的画像(AI生成を含む) → NCMEC「Take It Down」で匿名の削除リクエストができます(補助的な手段です)。

加害者には直接連絡しないでください。通報は保護者・ご本人のどちらからでも可能です。


自分が写っていない画像で、なぜこんなに苦しいのか

実際には存在しない場面を、まるで本物のように合成した性的な画像や動画——いわゆるディープフェイク。「自分の顔が使われているのに、自分はその場にいなかった」という事実は、説明しても伝わりにくく、それがいっそう人を追い詰めます。

ですが、はっきりお伝えします。あなたは何も悪いことをしていません。 合成であろうと、あなたの尊厳を傷つける行為が許されるわけではありません。ここから、落ち着いて動ける順番を一緒に整理していきます。

削除のために動く順番

慌ててあちこちに連絡する前に、流れを把握しておくと、消耗を抑えながら動けます。

① 拡散の実態をつかむ

まず、どこにどれだけ広がっているのかを把握します。一つのサイトに見えても、複製先や転載先が点在していることは珍しくありません。当社では技術的な検知で、複製先や拡散の広がりをできる範囲で洗い出すお手伝いをします。

② 証拠を残す(加害者には連絡しない)

削除と並行して、後の相談に備えて記録を残します。

  • 該当ページのURL
  • 確認した日時
  • 投稿アカウント名や表示名
  • 画面のスクリーンショット

このとき、相手に問い合わせたり反応したりするのは控えてください。証拠の保全を優先します。

③ 各プラットフォームへの申請をサポート

多くのサービスは「本人の同意がないなりすまし」や「性的な合成画像」に対する申請の窓口を設けています。申請フォームの場所や記入の仕方は変わることがあるため、ここで断定はしませんが、当社が現状に合わせて申請手続きをサポートします。

④ 海外のホスト・CDNへの削除申請

投稿者本人と連絡が取れない、あるいはサイト運営者が応じない場合でも、その画像を支えている土台——ホスティング会社やCDN、ドメイン登録事業者——に働きかけることで、拡散を抑えられることがあります。海外サイトに対しては、この「インフラ側」へのアプローチが現実的な手段になります。当社はこの海外への削除申請を担います。

⑤ 国内の制度(情プラ法)

国内には、被害者がプロバイダ等へ対応を求められる制度があります(情プラ法)。具体的な期限や手続きは状況により異なるため、詳しくは専用の解説記事に委ねますが、「使える制度がある」ことだけ覚えておいてください。

⑥ 法的な請求は、弁護士・公的窓口へ

発信者情報の開示、損害賠償、刑事告訴といった法的な対応は、弁護士が担う領域であり、当社は行いません。 必要に応じて、下記の公的窓口へのトリアージをご案内します。

性的ディープフェイクと法律

「作りものだから罪に問えないのでは」と感じる方もいますが、そうとは限りません。合成であっても、社会的な評価を傷つければ名誉毀損が問題になり得ますし、肖像権や人格権の侵害として扱われ得ます。現行の法律では、こうした既存の枠組みで対応が検討されます。

ただし、個別のケースで侵害が認められるかどうかは事情によって異なり、ここで成否を断定はできません。判断が必要なときは、専門家へ相談するのが確実です。

相談できる窓口

一人で抱え込まないために、公的・非営利の窓口も知っておいてください。

  • ぱっぷす(PAPS) … ディープフェイクやアイコラ被害の無料相談を受けています。
  • セーフライン … 本人・保護者からの通報を受け、削除依頼を代行します(すべての削除を保証するものではありません)。
  • ワンストップ支援センター … #8891
  • 警察相談専用 … #9110
  • インターネット・ホットラインセンター(IHC) … 違法・有害情報の通報窓口

よくある質問

Q. ディープフェイク画像は削除してもらえますか?

各プラットフォームやホスティング事業者への申請を通じて、削除につながることがあります。ただし、応じるかどうかは各事業者の判断によるため、すべてを消し切れるとお約束はできません。当社はできる範囲で拡散を抑えるための申請をサポートします。

Q. 何度消しても再アップロードされます。どうすれば?

投稿そのものを一つずつ追うだけでなく、画像を支えるインフラ(ホスト・CDN・ドメイン事業者)への働きかけや、検索結果からの除外を組み合わせることで、再拡散の広がりを抑える方向に動きます。検知で複製先を把握しながら、継続的に対応していくのが現実的です。

Q. 加害者に直接「消して」と言ってもいいですか?

おすすめしません。連絡することで証拠が消されたり、関係がこじれてかえって拡散が進んだりすることがあります。記録を残し、窓口や専門家を通して動くほうが安全です。

Q. 犯人を特定して訴えたいのですが。

発信者情報の開示や損害賠償、刑事告訴は弁護士が担う領域であり、当社は行いません。法テラスや各地の弁護士会、ワンストップ支援センターなどの公的窓口でご相談ください。当社は削除と並行して、その橋渡しをします。


ここまで読み進めてくださって、ありがとうございます。怖さや混乱の中で、順番を整理するだけでも大きな一歩です。

当社のLINE公式アカウントでは、秘密厳守・女性スタッフ対応で無料のご相談を承っています。「どこから手をつければいいか分からない」という段階でかまいません。どうか、一人で抱え込まないでください。あなたのペースで、できることから一緒に進めていきましょう。